どんな人でも自分の体に一つや二つぐらいコンプレックスはあるでしょう。
顔立ちであったり、身長であったり、体つきなど多くの人が自分の体に関して悩みを抱えています。
自分の体の中でも特に気になる、またコンプレックスに思っている人が多い部分として性器があげられます。
顔や身長と違って、他人からすぐに見えない分、普段の生活でそのコンプレックスについて語ることはない分、心の中では気に病んでいるという方も多いです。
真性包茎のお悩みというのは特に言いづらいものです。
今回は日帰りでもできる手術でそのコンプレックスが解消できるということについてご紹介します。

真性包茎とは？仮性包茎との違いは

真性包茎とは、性器の状態の一つで、包皮の先端が非常に狭いことや亀頭と皮が癒着していることが原因となって起こります。
誰でも生まれたときは包皮口が狭い状態で、亀頭と皮の間にはもともと癒着があるため、包皮を剝いて亀頭を露出させることはできません。
しかし、性器の成長とともに包皮口が広がり、亀頭と皮の間の癒着は分離していきます。
多くの人は自然に包皮が剥けて包茎は解消されていきますが、まれに成人しても解消されないこともあります。
これが真性包茎の状態です。
仮性包茎との違いは非常に見抜き辛いものですが、一つのポンととしては亀頭を露出させることができるかどうかで判断ができます。
真性包茎は常に皮が被っており、手で剥こうとしても亀頭を露出させることはできません。
一方、仮性包茎の場合は、手で包皮を剥いたり勃起したりすることで亀頭を露出させることができます。
包茎を直したいという場合には手術の方法しかありません。
主に性器を覆っている余分な皮を切除するというのが基本の手術になりますが、亀頭と包皮が完全に癒着している真性包茎の場合は、癒着を取り除く治療もおこなわれます。
真性の場合は保険適用も可能な場合があるので、医療機関に問い合わせてみてください。

真性包茎のデメリットとは

たしかに普段は見えないのだからそのままにしておいても別に生活に支障はないだろうと、思う人も多いです。
しかし、真性はこのまま放っておくといくつものデメリットがあります。それらのデメリットは日常生活や、あるいはパートナーとの性生活にも悪影響が出たりなど、あなたの生活に確実に影響を及ぼすことでしょう。
たとえば、代表的なデメリットとしては不衛生であるという点があげられます。
真性の場合は包皮をむくことができないため、亀頭を露出させて洗うこともできないので、包皮の中ががジメジメとしたした状態になってしまいます。
このため細菌が繁殖しやすくなり、病気の原因になったり、また悪臭を放つことがあり、非常に日常生活の中で自分にも周りにも不愉快な思いをすることがあるはずです。
性生活に関しては特に、勃起しても亀頭が露出しないことなどから、正常なセックスができないことが問題になるなど、さまざまなデメリットがあります。
たとえば、セックスの際に痛みが出て射精に至らないことがあったり、勃起しただけで痛みが出ることがあり、満足のいくセックスができないなど、性生活においては致命的だとも言えるデメリットが起こってしまうこともあります。

真性包茎を日帰りで手術するには

真性包茎を自分のコンプレックスとして抱え込んでしまっている人は多いです。
しかし上にあげたデメリットや、また自分のコンプレックスを解消するためにも包茎を治療することはとても良いことであると考えられます。
特に18歳以上の大人の方の場合は、性器の成長はそれ以上ありませんので、18歳以上になっても真性が治らない場合、その後、自然に皮が剥けることはほとんどありません。
真性のままでいると上にあげたようなリスク・デメリットがあるため、早めに改善したほうがいいです。
しかし、なかなか手術に踏み切れないという方が多いのは、手術というとなんとなく大掛かりで手間がかかりそうだと思う方が多いからではないでしょうか。
ですが、実のところ、真性包茎の手術はそんなに手間はかかりません。
現在では日帰りでの手術ができる病院も多く、術後も一週間ほどスポーツやセックスなどの制限を受けるほかは、特に制限も設けられていないので安心です。
日帰り手術ができるため、手術自体もそんなに大掛かりなものでもありません。
痛みに関してもきちんと局所麻酔をしたうえでの手術なので心配ありません。
術後の痛みに関しては、痛み止めが切れると多少の痛みはあります。

まとめ

自分のコンプレックスに対して、どうしたらいいのかとお悩みの方はおおいでしょう。
しかしそれを解決するために、自分から踏み出していくことが大切です。
現代では、医療技術も進み、昔ほど手術などの痛み、あるいは術後の痛みも非常に抑えられるようになってきました。
手術が怖い、あるいは自分のコンプレックスをお医者さんであっても晒すのは恥ずかしいと思っている方でも、一度医師に相談してみることで自分が気にしているところや、どうしたらいいのかなどについての的確なアドバイスをもらえます。一度相談だけでも行ってみるのがおすすめです。