入院が必要な包茎治療のケース
真性包茎などによる包茎の治療は手術を実施して亀頭を包んでいる包皮を切開します。
この治療は通常は日帰りで行うことが多く、入院は必要ないケースがほとんどですが、時には入院が必要なこともあります。
一番入院が必要なケースは対象者が子供の場合で、この時には全身麻酔を使用するので最低1泊は入院となります。
通常子供は包茎の状態が一般的で治療を実施することはほとんどありませんが、外国の方は宗教上のリヤから割礼と称する包茎手術を行うこともあります。
他にも普段の生活において支障がある場合は治療が必要で、排尿時にオシッコの方向が定まらず周りに飛び散る、何度も亀頭に炎症を繰り返すなどの異常がある時に実施します。
子供の場合には手術による恐怖心などから術中に暴れるなどの体動を防ぐ目的で全身麻酔を施し、この麻酔は覚めた時に体のふらつきや気分の不良などの症状が続くことがあるので、普段の的通りの状態になるまで入院を実施します。
患者さんの希望による真性包茎治療時の入院措置
真性包茎の治療で子供以外にも入院が必要なケースとしては、本人が入院を希望する場合があります。
治療は患部を切開して縫合処置を行うので、その後の生活に不安を感じる方、自宅に帰って患部に違和感や痛み、出血などがあると不安、一人暮らしなので入院する方が安心するなどの理由で入院を希望する場合は実施できます。
治療後は患部に特殊な包帯を巻いてしばらく過ごし、シャワーを浴びた時には巻き直す必要があったり、通常の生活を送ることができますが、患部を激しく触れる行動は控えなければなりません。
入院をすると包帯の巻き直しなどはプロの看護師さんがやってくれて、安静な生活を実行することができるので安心です。
この他にも大人でも全身麻酔を希望する場合は入院が必要で、手術の痛みなどの不安や恐怖心があり人は実施できます。
希望する時は施設によっては入院設備のないところもあるので、治療を実施する際に入院設備があるか、希望すれは入院できるかを確認して、医療機関を選ぶことが大切です。
まとめ
通常の真性包茎の治療は手術による包皮の切開で、一般的には日帰りで治療することができます。
しかし子供の場合には、手術による恐怖心や不安などを感じさせないために全身麻酔を実施するので、この場合は入院が必要です。
子供以外でも本人が希望する場合は入院でき、術後身の回りの世話や包帯の交換などはプロの看護師さんが行ってくれるので安心です。
真性包茎の治療時には入院を希望する場合は、治療を受ける医療機関に入院設備があるか、可能か相談して決めることが大切です。